内定と入社まではどれくらいの時間がかかるのか
こんにちは。佐々木です。
今回は、求職者の皆様からよく頂く質問である「内定までどれくらいの時間がかかるの?」という件について、具体的な数字をもとに解説したいと思います。
まずデータ元は、弊社のデータベースから算出することとし、起算日は弊社エージェントとの面談日とします。
面談から内定日までの平均日数と標準偏差
面談日から内定日までの平均日数は70.2日です。およそ2ヶ月と10日です。
ところが、弊社ではサポート期間が長い方もいらっしゃるため、バラツキが結構あります。そこで標準偏差も計算してみると、93.7日になります。
これはあくまでも標準偏差であり、最長期間が「70.2日+93.7日=163.7日」というわけではありません。ちなみに最長期間は860日、最短期間は9日です。
では次に、面談日から入社日までの平均日数と標準偏差を見てみましょう。
面談日から入社日までの平均日数と標準偏差
平均日数は126.8日(約4ヶ月と6日)、標準偏差は115.5日です。最長期間は922日、最短期間は35日です。
数字の羅列が続いてしまったので、少しまとめます。
平均日数 | 標準偏差 | 最長期間 | 最短期間 | |
面談から内定まで | 70.2日 | 93.7日 | 860日 | 9日 |
面談から入社まで | 126.8日 | 115.5日 | 922日 | 35日 |
面談日から内定日までに要する日数のバラツキは非常に大きいことが読み取れると思います。
これは求職者様だけでなく、選考企業様との面接日程調整が双方に発生するためと思われます。
一方で、面談から入社までの標準偏差が平均日数に比べ短くなるのは、内定から入社までの日程調整はほぼ求職者様だけで終わるためでしょう。
そこで内定日から入社日までの平均日数と標準偏差も見てみます。
内定日から入社日までの平均日数と標準偏差
平均日数は49.9日(約1ヶ月と20日)で、標準偏差は30日です。最長期間は130日、最短期間は3日です。
これらも上記の表と合わせてみます。
平均日数 | 標準偏差 | 最長期間 | 最短期間 | |
面談から内定まで | 70.2日 | 93.7日 | 860日 | 9日 |
面談から入社まで | 126.8日 | 115.5日 | 922日 | 35日 |
内定から入社まで | 49.9日 | 30.0日 | 130日 | 3日 |
こうして見てみると、内定から入社までの期間は平均日数と比較してバラツキが大きくないことがお分かり頂けると思います。
よく、「内定を頂いてから入社までどれくらい待ってもらえるか」という質問を頂くことがあります。上記の結果を見ても、概ね2ヶ月弱ぐらいが標準的と言えるでしょう。
冒頭に触れましたが、よく頂く質問の「内定までどれくらいの時間がかかるの?」という点については、約2ヶ月強が平均で、人によって±2〜3ヶ月もあり得る、ということになります。
一方で、「入社までどれくらいの時間がかかるの?」という点については、約4ヶ月強が平均で、人によって±3〜4ヶ月もあり得る、ということになります。
特に内定までの期間は選考企業との面接調整や選考結果によって大きく変動するため、ある程度の期間は見越しておきたいところですね。
今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。
佐々木智浩(@sasaki_37career)
株式会社さんななキャリア
代表取締役/中小企業診断士
遊技機開発専門の転職エージェントとして9年のキャリアをもつ。遊技機開発や生産の業態や職種知識を保有し、専門性の高いマッチング力が強み。自身も20年来の遊技ユーザー。国家資格の中小企業診断士を保有し、経営知識を活用した求人企業の分析も得意。
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