遊技機開発・生産領域の職種別・地域別の求人数一覧(2021年6月末)
こんにちは。遊技機開発専門の人材紹介会社「株式会社さんななキャリア」代表の佐々木です。
さんななキャリアでお預かりしている求人の集計値を月イチでお届け。今回は2021年6月版です。
目的は求人動向を具体的に可視化して情報発信することとしており、職種別 × 地域別で集計したデータをお見せしたいと思います。
職種は弊社独自の区分で43職種としております。また、地域は関東・東海・関西・その他の4地域に分類致しました。
本来であれば全ての求人票を公開したいところではありますが、求人をご依頼頂いている企業様のご意向もございますので、集計値でご容赦ください。
前月は合計で571件だったため、プラス2件となっております。下表は職種別、地域別の求人数を集計した一覧です。
下表とグラフは、直近半年間の地域別求人数です。業界全体の求人が回復している状況ではないですが、2021年1月から6ヶ月連続で増加しております。
2021年1月の537件から6.7%増加したことになります。ただ、地域別に見ると、東京が増加しておりますが、東海・関西ではほとんど横ばいです。
地域 | 2021年1月 | 2021年2月 | 2021年3月 | 2021年4月 | 2021年5月 | 2021年6月 |
関東 | 355 | 369 | 372 | 376 | 382 | 386 |
東海 | 101 | 104 | 105 | 106 | 105 | 106 |
関西 | 74 | 75 | 75 | 76 | 76 | 73 |
その他 | 7 | 7 | 8 | 8 | 8 | 8 |
合計 | 537 | 555 | 560 | 566 | 571 | 573 |
昨年1回目の緊急事態宣言で、コロナショック前に比べ求人が3割ほど減少し、そこから微増となっていますが、コロナ前の水準まで回復するには一定の時間を要するでしょう。
一方で、求人内容には変化があります。
コロナにより、働き方が変化していく中で、各社が採用基準を調整している様相でしたが、ここ最近になって明確になりつつあります。
選考フローもWEB面接対応が定着し、職種や選考段階によってWEB面接を使い分けるなど、ニューノーマル対応が進んでいます。
遊技機開発各社の努力により新しい働き方や混沌とした求人状況が整備しつつあります。良い傾向ですね。
とはいえ、求人件数がコロナ前の水準に回復するにはまだまだ時間を要します。引き続き市況感を見ながらの転職活動を推奨いたします。
佐々木智浩(@sasaki_37career)
株式会社さんななキャリア
代表取締役/中小企業診断士
遊技機開発専門の転職エージェントとして9年のキャリアをもつ。遊技機開発や生産の業態や職種知識を保有し、専門性の高いマッチング力が強み。自身も20年来の遊技ユーザー。国家資格の中小企業診断士を保有し、経営知識を活用した求人企業の分析も得意。
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