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遊技機業界専門エージェントが保有する遊技機オーサリング求人の数

遊技機業界専門エージェントが保有する遊技機オーサリング求人の数
この記事の担当
  • 佐々木 智浩 (@sasaki_37career)
  • 株式会社さんななキャリア
  • 代表取締役/中小企業診断士

(※この記事は2021年8月3日に公開したものです)

 

 

こんにちは。株式会社さんななキャリア代表の佐々木と申します。

 

 

「遊技機のオーサリング求人ってどれくらいあるんだろう?」

 

 

そんな疑問でこの記事にたどり着いたのだと思います。そこで、この記事では遊技機業界のオーサリング求人がどのくらいあるのかを説明したいと思います。

 

 

※本記事では、オーサリングの範囲をエフェクト・コンポジット・オーサリングを総称しています。

 

 

私がオーサリングという言葉を初めて知ったのは8年ほど前でした。

 

 

勤務先の人材紹介会社で遊技機のオーサリングを仕事にしている求職者の方を担当したのがはじまり。

 

 

採用企業様に紹介しようとしたところ、紹介先の社長からポートフォリオが必要だと言われ、なんのこと?と思いながら、求職者様にお伝えしたところ、すんなりと提出いただきました。

 

 

ポートフォリオを見てもさっぱりわからないばかりか、選考に必要だとさえ知らなかったので、今思うとお恥ずかしい限りです。

 

 

そんな私が経営する弊社では、遊技機のオーサリング求人が多く寄せられています。

 

 

遊技機のオーサリングは、業界特有の表現があったり、演出の重要な要素にもなっているため、開発企業様からの引き合いが大変強い職種のひとつです。

 

 

そこで、遊技機のオーサリング求人の特徴をまとめますので、転職活動中・転職検討中の方はぜひ参考にしてください。

 

 

後半にはポートフォリオをまとめる上での注意点についても触れていますので、最後までお読みいただけると幸いです。

 

 

遊技機のオーサリング求人はどれくらいあるのか

 

 

転職を意識した映像制作デザイナーのあなたがまず最初に考えるのは、「オーサリング求人って、どれくらいあるんだろう?」ということかと思います。

 

 

よって、弊社が遊技機開発の企業様から依頼されている求人数を集計したものをお見せしようと思います。

 

 

下表は、3つの地区(関東・東海・関西)の求人社数と地区別の構成比を示したものです(2021年8月現在)。

 

 

関東はほぼ東京、東海はほぼ愛知、関西はほぼ大阪とお考えください。ごく一部近隣の都道府県の数字も含まれています。

 

 

そもそも開発会社数が多い関東がダントツで多いのがわかります。

 

 

地区 求人社数 構成比
関東 47社 75.8%
東海 5社 8.0%
関西 10社 16.2%
合計 62社 100%

 

 

ではこの62社という数字が多いのか少ないのか、といった疑問が浮かんできます。

 

 

結論としては多いと思います。

 

 

理由は、オーサリング求人は他の職種に比べて多いからです。

 

 

下表は、遊技機開発で求人数の多い上位5職種の求人全体に占める割合です。

 

 

映像企画が11.2%、オーサリングが10.8%、次いで3Dデザイナーの7.8%、液晶制御プログラマの7.3%、2Dデザイナーの5.2%となります。

 

 

なお、この5職種で全体の42%となっています。

 

 

求人数の多い上位5職種 求人全体に占める割合
映像企画 11.2%
オーサリング 10.8%
3Dデザイナー 7.8%
液晶制御プログラマ 7.3%
2Dデザイナー 5.2%

 

 

5番目に多い2Dデザイナーの倍の求人があることになりますから、オーサリング求人は多いといっても良いでしょう。

 

 

オーサリングの書類選考通過率と内定率はどれくらいか

 

 

では、次にオーサリング求人に応募したときの書類選考通過率と内定率を見ていきましょう。

 

 

下表は、書類選考通過率、書類選考内定率、一次面接内定率を集計したものです(2017年〜2021年6月までのデータ集計)。

 

 

書類選考通過率は、応募したもののうち書類選考が合格になった割合です。

 

 

書類選考内定率は、応募したもののうち内定となった割合です。

 

 

一次面接内定率は、一次面接を実施したもののうち内定となった割合です。

 

指標 数値
書類選考通過率 23.3%
書類選考内定率 12.4%
一次面接内定率 53.2%

 

 

 

この中には、経験者と未経験者が混ざっていますので、経験者だともう少し高め、未経験者だともう少し低めと考えてください。

 

 

ただし、経験の有無で変わるのは書類選考通過率だけです。

 

 

昨今の遊技機オーサリング求人は、業界経験は求められなくても映像制作の経験は必須であることがほぼ100%なので、未経験で内定になるケースはほぼゼロです。

 

 

見てお分かりのとおり、書類選考通過率は決して高いと言えませんが、面接からの内定率は高いと言えるでしょう。

 

 

これは、ポートフォリオが関係していると考えられます。

 

 

オーサリング求人の書類選考は、職務経歴書よりもポートフォリオで評価されるウェイトが高いのです。

 

 

よって、ポートフォリオの出来が書類選考通過を左右すると言っても過言ではありません。

 

 

それでは次にポートフォリオ制作の注意点を上げたいと思います。

 

 

 

オーサリングのポートフォリオ制作の注意点

 

 

 

自分が制作した箇所を明示する

 

 

あなたが制作した箇所を明示しましょう。

 

 

たまにポートフォリオを見てもどの部分を制作したのかが分からない人がいます。

 

 

特に過去実績作品をポートフォリオに入れる場合は、「○分○秒から○分○秒までが制作担当箇所」と明示しましょう。

 

 

自主制作作品を混ぜる

 

 

自主制作作品は入れたいところです。

 

 

理由は、業務以外でどのような自己研鑽をしているかが分かるためです。

 

 

もっと言うと、日常業務の映像制作仕様と関係ない映像制作のセンスをアピールできるためです。

 

 

とはいえ、業務上の作品を多く見たいと思うのが選考官の心理なので、ポートフォリオ全体のうち自主制作作品は5割を超えないようにしましょう。

 

 

 

フル動画で制作した場合は解説資料を添付する

 

 

今はフル動画で制作してYouTubeに非公開動画としたものをポートフォリオにする方も少なくありません。

 

 

ファイルが重くなって選考官にダウンロードの手間をかけさせなくて済むので良い手段だと思います。

 

 

ところが、動画に解説テロップが割愛されているケースもあり、ポートフォリオの完成度が中途半端になっている方も見かけます。

 

 

そこで、解説資料はWord等の別ファイルでも構いませんので、必ず添付しましょう。

 

 

というより、解説資料の中にYouTubeのリンクを貼っておくのがスマートです。

 

 

解説資料には、制作担当箇所や工夫した点、改善を求められてこのような結果になった、といった動画だけでは読み取れない裏話も書いておくと良いでしょう。

 

 

過去実績作品がない場合はどうするか

 

 

業務上のデータを持ち出すことができず過去実績作品が手元にないので作れないという方も少なくありません。

 

 

そんな場合は、YouTube上のプロモーション動画や試打動画などを引用するのも手段のひとつです。

 

 

ただし、勝手に加工するなどの行為は著作権侵害になる可能性がありますので、リンクを引用して「○分○秒から○分○秒までが制作担当箇所」と記載する程度に留めましょう。

 

 

言わずもなが、このケースでは実績作品のボリュームが少なくなりがちなので、自主制作作品で補うようにしましょう。

 

 

プロジェクト中の作品使用は絶対に禁止

 

 

釈迦に説法となりますが、現プロジェクトの作品をポートフォリオにするのは絶対に禁止です。

 

 

下手をすると機密情報漏洩で懲戒解雇になる恐れもあります。

 

 

若手の方で作品が少なくポートフォリオの素材に困る場合でも、プロジェクト中の作品を使うのはリスクが高すぎるので、自主制作作品で勝負しましょう。

 

 

 

 

ここまでの論点をまとめます。

・オーサリング求人は遊技機の他職種に比べて多め

・オーサリング求人は面接に進むと内定率が高い

・オーサリング求人の書類選考通過を高めるのはポートフォリオを工夫する

 

 

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

 

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